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弁護士に相談する者を選ばない理由

刑事事件も請け負うのが法律家でもある弁護士で、被疑者、被告人、様々な人と関わりを持ちます。
刑事ドラマに影響されて、間違った知識を得てしまう消費者も少なくないようで、相談すれば弁護士が介入し、すぐに保釈される考えの人が大半ではないでしょうか。
被疑者になれば、どんな理由付けであれ、判決が出るまで身柄を拘束されたままです。
その間に相談できることといえば、会社員ならば出社できないからこそ収入減について、家族持ちならば子どもの世話を誰に託すのか、という内容でしょう。
現実はそんなに甘くないようで、疑わしいからこそ保釈できないのです。
被疑者、被告人となる者の弁護をしなければならない弁護士、私たち一般人から見れば、悪人の味方をしている印象が強いようです。
そうした中でも請け負うのには理由があります。
どんな人であれ、適正な裁判を受ける権利があることを理解してもらいたい、そうした声もあります。
弁護士に相談する者の罪を軽くするワケではないことを知っておきましょう。

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