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親に借金があるときの相続を弁護士に相談

家族で住んでいる家と一定の貯金を残して親が亡くなりました。
残されたのは既に成人している子供二人で、二人で平等に相続財産を分けるべく資産を調べていました。
すると不動産と預金のみが資産と考えていたにも関わらず新たに大きな借金があることが判明しました。
元々親は会社経営をしていて既に経営権を他人に譲っていましたが、借金だけはなぜか親に残されていたようです。
定期的に借金返済の催促が来ているようで、額はかなり大きくなりそうです。
もし亡くなった親に借金があるなら弁護士への相談を早めにしましょう。
まずは借金を含めた資産の全容を知るべきで、借金が非常に多くて他の資産で返済しきれないなら相続放棄をした方が良いかもしれません。
一方借金の額が不明で今わかっている額がそれほど大きくないなら弁護士から限定承認を勧められるときもあります。
どちらにしても早めに手続きをしなければならず、そのためにも相談を早めにした方が良いでしょう。
相続放棄をすると次の順位の親族が法定相続人になる時もあるので注意しましょう。

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